WORKS
築32年マンション(仙台市青葉区)
今回は販売のための工事なので、あまりテンションを上げてやりすぎないよう抑えていきました(笑)
「吾輩は猫である」に登場する吾輩風猫様がお住まいになっていたであろう部屋は、顔をしかめるような臭いがあったり、長らく未入居だったためにりっぱな黒カビ様がお住まいになっていたりと、かなりの難題を抱えていたのです。
それらをひとつひとつ、職人さんとともに解決していく名探偵○○○的リノベーションでした。
カビの生えた壁はモルタル面までむき出しにし、断熱材と石膏ボードを再施工しました。水回りの給水給湯管は、モルタルの中に埋め込まれていたのですが、いたるところで綻びがみられたので、専有部分のすべての給水給湯管を架橋ポリエチレン管に交換しました。
これで30年、つまりはおぎゃと産まれた赤ちゃんが、かっこよくひげを生やしてバリバリと働く頃までは確実に水漏れの心配はありません。
物件担当の方が女性なので、大人の女性が暮らせるよう、あまり甘くなくしかし女性らしい色使いにこだわり、色・柄を選んでいただきました。
壁紙にイラストをいれたりダーク色を使ったり、一部に黒板クロスを使用するなど、とにかく女子力全開で、遊び心もちりばめてあります。モテること間違いなしのお部屋です。